協賛会各社様

今秋以降、近年の景気低迷等による原材料コスト増、配送料の高騰などを理由に「価格改定の通告」が当連合会傘下の組合員企業に続々と届いております。
この件については、当連合会傘下の各組合でも対応に苦慮しており、「価格改定」の妥当性について当連合会理事会などでも検討を重ねて参りました。
その結果、景気低迷の上にコロナ禍による状況変化が加速しつつある今日、協賛会各社様を取り巻く外部環境の激変を十分に勘案しながらも、「サプライチェーン全体の共存共栄」の観点、ならびに「組合員企業の公平な競争環境を維持し、各社が切磋琢磨してシール・ラベル印刷産業の持続的発展を図る」という観点から、公平な競争を阻害するような個社対応(具体的には大口需要家と中小との値引き率の区別)については、ご一考頂きたいという結論に至りました。
中小企業庁では、この秋(9月)を「価格交渉促進月間」に設定して取引価格の適正化を推進しています。
諸々のご事情があるかと存じますが事情勘案の上、標記の件につきまして何卒ご理解を賜ったご対応をお願い申し上げます。
今後もシール・ラベル印刷業界発展のために格別のご高配を賜りますようお願い申し上げます。

全日本シール印刷協同組合連合会
会 長 田中 祐
シール印刷大阪府協同組合
理事長 坂田康司