【業界視察】
平成27年8月24日(月)、近畿経済産業局産業部 クリエイティブ産業ユニット(サービス産業室・コンテンツ産業支援室)内海 美保 室長と沼本和輝氏が㈱セイホウの工場見学をされた。

㈱セイホウの工場を見学する近畿経済産業局の内海美保室長と沼本和輝氏

㈱セイホウの工場を見学する近畿経済産業局の内海美保室長と沼本和輝氏

これは、8月6日に近畿経済産業局に第57回年次大会・大阪大会の案内と大会祝辞の依頼に疋田理事長が訪問された際に、内海室長より「シール印刷業界について非常に興味を持っている。印刷業の中でも非常に特殊でありとあらゆる製品になくてはならないものである。より業界に対する認識を高めるため、是非製造現場を見学したい」との申出があり実現したものである。
当日は午後1時に㈱セイホウの本社に来社、疋田社長から業界の現状や課題、シールができるまでの過程等の説明を受けた後、ヘアキャップを着け疋田社長の案内で第1工場、第2工場と見学された。

ヘアキャップを着け熱心に工程を見つめるお内海氏と沼本氏。

ヘアキャップを着け熱心に工程を見つめるお内海室長と沼本氏。

先ず、平圧機、ロータリー、間欠機の印刷工程、後工程の検品作業を熱心に見学されたお二人は熱心にオペレーターに質問されていました。シール印刷の機械を見るのも初めてとのことで「ああ、シールってこんな風に作られているんだ!」と感心しきり、「考えたらシールって我々のすごく身近に一杯あるんだなぁ」と言われていたのが印象的でした。
「シールをカットする際の細やかな職人技、コンピューターを活用した厳密な製品チェック、職人技術とITの両輪がシール印刷の付加価値を高めているのだと肌で感じることができたところが今回訪問させていただいた中で大きな収穫であったと感じております」と見学後、感想を述べられていた。
「近畿経済産業局では、地域の企業様のニーズ等を把握し施策に反映すべく色々な企業を訪問している。貴組合で頑張っている企業等を紹介頂きたい。10月の年次大会では理事長をはじめ、全国に向けて「「一笑懸命」なシール印刷大阪府協同組合を拝見できることを楽しみにしている。」激励の言葉で工場見学を終えられた。