全日本シール印刷協同組合連合会の「第60 回年次大会・IGAS大会」は、連合会主催で7月27日(金)東京ビックサイトで開催され、全国より組合員、会友、協賛会員ら350名の業界人が一堂に集まり、連合会の結束と業界の発展を願い交流の輪を広げた。
今回の大会は IGAS 2018 の開催に併せIGAS 2018のテーマである「Venture Into the Next!」― 変わる印刷、変える未来 ― に照らし、正札、ラベル、神奈川各協組と協賛会を軸に組織し、新たなスタイルでの第1 回目の大会となった。
式典では冒頭、業界の物故者と今回の豪雨による犠牲者の冥福を祈り全員が黙祷。
続いて連合会の田中祐会長が、全国から350名もの方々に参加いただき誠にありがとうございますとお礼を述べた後、「今回は新しいスタイルでの年次大会であります。(経営者が仕事をする上で)正しい意思決定のためには、膨大な量の情報を収集し、その中から取捨選択を行う必要がある。その答えを導き出すにはインターネットを検索すれば見つかるようなものではなく、この全国大会のような場での、人と人の繋がり、ネットワーキングの中にある。IGASの展示会と合わせて是非この大会で多くの組合員・会友・協賛会員と情報の交換、変革期を見届けていただきたい」と述べた。
次に来賓として、高木美香氏(経済産業省商務情報政策局コンテンツ産業課課長)、小野隆弘氏(一般社団法人日本印刷産業連合会常務理事)、西尾弘之氏(全日本シール印刷協賛会会長)が祝辞を述べた。
片桐連合会専務理事が連合会事業報告を行った後、表彰式に移り、組合活動に功労のあった7名に「組合功労者顕彰」を授与した。
その後、第28回ラベルコンテスト表彰式の後、JS会長の小林淳史氏が読み上げた大会宣言を全員拍手で採択した。式典の最後は次回開催地の京都協組の大槻裕樹理事長の閉会の挨拶で式典を終えた。
(ラベル新聞社記事参考・写真提供)