第十回 現場責任者会議(工場長会)報告書

作成者山田 正和
会社名北村三昌館印刷所
テーマ現場責任者の在り方について
日時2019年 6月29日18時30分~
場所難波市民学習センター
参加人数11名
内容・工場長及び現場責任者の立場として必要とされる能力・資質・知識などの観点から「在り方・処世術」を議論する。
・自身が備えるべき能力を明確にし自社内に於いて現場責任者としてのパフォーマンスを充分に発揮できる構造づくりを目指す。
総評今回の会議は現場責任者の根本ともいえる「在り方」を議題とし、統率力・工程管理能力・先見性・責任感・コミュニケーション能力の5つにテーマを分け、それぞれについて議論しました。
どの項目も現場責任者として必要不可欠なスキルではありますが、5項目で最も様々な意見が出たのは工程管理能力のテーマでした。
現場責任者会議に参加してくださる方の多くはプレイングマネージャーの立場であり、現場のマネジメントこそが優先業務と理解しながらも、実状はオペレーターとしての業務に多くの時間を割かれ、オペレーター業務を優先せねばならない状況という方が少なくありません。
その為「段取り」にあたる工程管理については皆さんが様々な工夫をされており、我々の業種に多く見られる短納期案件や突発的な機械トラブルなどに代表されるイレギュラーへの対応も、自社に適した対応・仕組み作りなど多数あり一言に「工程管理」と言えども様々な考え方や捉え方がありました。
現場に関わらず責任者として絶対不可欠な要素である統率力に関しては、統率力を形成する上で密接に関係するコミュニケーション能力と併せて色々な考え方がありました。
製造する我々の現場に対して川上にあたる営業サイドや、川下にあたる検品・仕上げサイドなどの後工程との意思疎通は作業効率化に大きな影響を及ぼす為、その部分に対するアプローチも「自社で出来る取り組み方」をベースに色々な考え方がありました。
また現場内に於いてもコミュニケーション能力は人材育成の上でもとても重要な位置付けであり、接する相手を理解する事に対してのケーススタディから「その場合どのように接する事が最も適しているか」等の意見も出ました。
今回の議題は文頭にも書いたように現場責任者として根本の部分ともいえる議題であり、皆さんが試行錯誤しながら正解を模索しているように感じました。
現場責任者会議では基本的に明確な1つの答えを出すのではなく、参加された皆さんが「今回の会議で出た意見をどのように捉え、どのように自社に落とし込むか?」としています。
そしてその効果を現場責任者会議で教えて頂き、どうすればより良くなるか?どうすれば良かったか?をまた皆さんで考えていく。
現場責任者会議はそんな場で在りたいと思います。