第九回 現場責任者会議(工場長会)報告書

作成者山田 正和
会社名北村三昌館印刷所
テーマ人材育成について
日時2019年3月2日18時30分~
場所難波市民学習センター
参加人数13名
内容
  • 組織の中にいる様々な年代や個性をもった従業員に対して、それぞれに臨機応変な技術的な部分での教育方法や、精神的な部分での成長を促す適切な育成のアプローチ方法を現状を踏まえた実現可能なレベルで考える。
総評今回の会議は、技術的な部分での育成や業務に対する取り組み方・姿勢など精神的な部分での育成も含めた人材育成を議題としました。
新しく入社した人は勿論の事、伸び悩む中堅の人や所謂「最近の若者」と揶揄されるような人に対し、我々の立場からどのようにアプローチし、どのように仕事を教えていくか?は、どの会社も抱えている共通の課題と言っても過言ではなく、また実際に参加した皆さんの育成に対する悩みも似たものが多かったように感じます。
いざ育成となると、つい自分自身が教えられてきた手法を取ってしまったり、指導する側の判断の中での「理解し易い表現」を採択しがちになり、その形が育成として成立すれば最良ですが実状的にそれが相手に伝わらない事も少なくありません。
その場合の1つの対策として、指導される側の立場や状況をよく理解し、一人一人に合ったヒアリングをその都度しっかり行う事にの有用性、育成以前に精神的なアプローチの重要性に関する意見などが出ました。
育成が組織として非常に大事であるという事に間違いはない一方で、それでも育成が思うように進まない場合は育成という概念に固執しすぎず、育成に注ぐ時間と生産性の費用対コストを考え、伝わらない部分に対して冶具などの用意や作業効率化を得られる機械化の設備導入などを視野に入れる発想も有効であるとの意見もありました。上記の対策は根本的な解決とは言えずにもどかしい気持ちもありますが、育成で最も重要な部分は本人の向上心や仕事に対する姿勢であり、それを如何に我々が引き出すかに尽きる事を考えると致し方ない対策であるとも思います。
様々な個性を持った人がいる事を踏まえ、誰に対してどのように教えるか?という事以前に、まず我々育成する側が自身の育成に対する考え方を柔軟にする事と、アプローチ方法を考える事が育成の第一歩と言えるのではないかと思います。
なお、今回の会議は株式会社京都シールレーベルの蓮葉氏が急遽ゲストとして参加してくださり、参加者の皆さんにとっては非常に貴重なお話と刺激を頂ける時間となりました。