作成者山田 正和
会社名北村三昌館印刷所
テーマ作業工程内におけるケーススタディ
日時2018年9月 8日18時30分~
場所難波市民学習センター
参加人数12名
内容
  • 日常業務内の工程管理上において起こるトラブルや疑問点などに
    ついて多角度的に議論し、より高い作業性・生産性を生み出す工程
    管理を目指す
総評今回の会議は、前回に引き続き自社内での問題点や疑問点を参加者で共有し解決への糸口を探す事をテーマにしました。
印刷工程に沿って話を進め、版の管理方法や実際に印刷をスタートしてからの目視検査方法、ジョブ終了後のローラー洗浄などが中心となりました。
この現場責任者会議は現時点まで開催毎に初めて参加される会社さんがおられるのですが、その都度手法は勿論の事、取り組む姿勢などに刺激を多く頂いており、今回の会での手法でいえばローラー洗浄について自社と全く違う手法を用いていると感じた方も多かったように思います。
生産効率の観点からは版や刃型、メンテナンスにも関係する事ですがローラーなどの耐久性について触れられ、自社内での交換基準と照らし合わせていた方も多く見受けられました。
生産効率や作業性・手法なども含めて、共通して大事なことは自社内として生産に対する共通認識を持ち、それに沿った生産をする事に尽きると思います。
QC的観点における「後工程はお客様」を先ず自身でしっかりと持ち、それを社内に浸透させるようにするのがこの会に集まる我々の仕事の1つとも言えます。
様々な方法があり決して言葉ほど簡単ではありませんが、少しずつ実践し社内に浸透させ後工程を含めた全ての「お客様」に対して、一人一人がより良い安心していただける確実な製品を生産できるようにしていきたく思います。
次回の工場長会では「5S活動の取り組みについて」をテーマにしたく思っています。大切と思いながらなかなか実践しにくいテーマですが意見交換をし、その中でそれぞれが自社内にて取り組める事を探していけたらと思っています。