会員30名が参加し2年ぶりに開催

中国・四国合同支部会シール印刷大阪府協同組合西日本工業会の中国・四国支部は7月22日(土)メルパルク岡山で合同支部会を2年ぶりに開催、中国・四国会員等30名が参加した。
これは以前から6回と回を重ねていたが、会員が広範囲に分かれており、また日程等の関係上開催できていなかった。
支部役員で検討した結果、今年2月に会員代表者に「中国・四国支部としてのあり方」について文書にて理解を求めた。
結果、四国地区も大阪協組に編入されたこともあり、業界のおかれた状況等を勘案、「若い世代による「勉強会」「意見交歓会」を中心とした支部会にする必要がある」との結論となり、以下の内容にて支部会開催となった。
※中国支部役員→支部長:三宅正光(㈱三宅)、福山地区:佐藤教夫(㈱丸天産業)、岡山地区:岩田冨士夫(㈱インパムシール)西山隆三郎(㈱中国シール印刷)
※四国支部役員→支部長:大西 宏(㈲アートシール)

  1. 支部会参加者  年齢を問わず各社の後継者、代表者が承認する従業員とする。
    もちろん代表者の参加は大歓迎します。
    支部役員は状況に応じて参加する。
    ※協賛会員については今後検討する。
  2. 活 動 内 容   技術勉強会、異業種交流、講演会、懇親会等を計画
    年度内に数回開催する。
    (※活動実態は、業界紙、機関誌にて広報する)
  3. 活 動 資 金   支部会費と参加者負担、組合よりの補助
  4. 支部役員の役割 内容についての助言、他業態との折衝、講師の紹介等
  5. 開 催 場 所   広島市内、福山地区、岡山地区の何れか。
  6. 開 催 時 期   平成29年度から
  7. 支部会の事務局 組合事務局
  8. 支部会幹事   支部役員
支部会報告
株式会社和光・井上社長

株式会社和光・井上社長

㈲日伸製作所・新谷社長

㈲日伸製作所・新谷社長

㈲TOOV篠田社長

㈲TOOV篠田社長

支部会では、西山隆三郎氏(㈱中国シール印刷社長)が「2年ぶりの開催で多数の会員が参加していただきありがとうございます。今回は研修会を主目的に開催する支部会であります。新商品等のレクチャーを十分吸収していただきたい」と開会の挨拶を述べた。続いて疋田理事長が「多数参加していただき中国・四国支部の皆さんの組合事業に対する関心度が高く非常に心強い。さらに今回の支部会において技術の向上と交流を深めていただきたい」と述べた。
今支部会のメインテーマである「版と型に」について㈱和光の井上佳英社長が地方の会員はCTP等、版の内製化が進んでおり同社が直接供給することは少ないが新しい刃材として「フレキソ版をシール印刷機にセットできる」技術を開発したことを発表した。
また、㈲日伸製作所の新谷智亮社長が新刃材「チタン刃」の刃型サンプルを提供しながら説明した。
続いて協賛会企業の有限会社TOOVの篠田ちゑ社長が同社の印刷見当監視装置「T-コンに2014」のについて「最高画質約1600万画素」「光学ズーム5~10倍」「毎分15M~毎分400Mの印刷速度に対応」「モーター駆動によるスムーズな操作」等新製品の優位性をアピールした。
技術研修の後「今後の支部会のあり方について」出席者が意見を述べ合い、今回の内容の支部会は是非継続して開催して欲しい、開催回数については内容にもよるが複数回できるものならいいのでは、開催場所については従来岡山・福山・広島の交代制であったが、四国会員から交通の便を考慮して福山で開催して欲しいとの要望もあり、次回から福山地区で開催するよう準備を進めることとなった。
続いて、事務局より6月6日に開催された第1回定例役員会の議事録(要約)説明があった。
16時四国支部長の大西 宏氏(㈲アートシール印刷)が今後共有意義な支部会が開催できるよう期待したい」と閉会の挨拶で支部会は閉会。
支部会終了後懇親会(希望者のみ)を開催し交流を深めた。