シール印刷大阪府協同組合青年部(佐藤一生部長)は新体制後の初めての事業である勉強会を2017年7月1日(土)大阪市立総合学習センターにて開催した。勉強会のテーマは「製造管理工程勉強会」とし、下記内容に沿って行った。勉強会には18名が参加した。
- 勉強会内容
- 各社の現状業務で行っている製造管理工程を発表し、質疑応答
- 見積書、受注管理、製造指図書、工程管理、印刷データ管理、版・型の保管方法等を発表。
- 講師を招いての一方的な勉強会という形式ではなく、発表者・参加者が共に意見する勉強会とする。
- 現状、各社によって取り組みの程度には差はあるが、勉強会を通じて参加者全員が自社の製造管理体制をより改善できるようにしたい。
勉強会では最初に㈱丸紀印刷の金光社長が「支給データと支給サンプルから印刷をした時の苦労した点や、添付書類にあるコンテストのルールの注意点の留意点」を発表、実際に印刷された平圧と輪転のサンプルも配布、非常に分かり易く説明したあと、前田幸夫氏(トキワアート印刷㈱)、門那宏徳氏(門那シーリング印刷㈱、小原隆氏(アサヒラベル㈱)らが、見積書・製造指図書・工程管理等について各社それぞれ行っている管理体制を説明、更に参加者らによる活発な質疑応答が行われた。参加者の中で自社での採用も検討してみると言った意見もあり有意義な勉強会になった。
勉強会終了後、会場を曽根崎の「ニューミュンヘン本店」に移動。協賛会会員も加わり、サッポロビール静岡工場長直送の生ビールの飲み放題で交流を図った。