デジタルプリンター「Accurio Label 190」を見学
シール印刷大阪府協同組合西日本工業会「近畿支部会」(兵庫県・和歌山県・奈良県)が、1月19日(土)コニカミノルタジャパン㈱西日本インテスビルで開催された。内容は第1部はセミナーと実機見学、第2部は懇親会として18名が参加した。
第1部はコニカミノルタジャパン㈱1階セミナールームにて開催。冒頭、大西敦支部役員が「久しぶりの支部会ですが、今回は新しい試みとして各会員の現場担当者を対象として計画しました。旧来の印刷機と比してデジタル印刷機の強みを十分感じてもらいたい」と挨拶。
続いて同社の吉田秀之統括部長が挨拶した後、同社の松田隼斗氏から同社のデジタルプリンター「Accurio Label 190」について、現状のラベル市場におけるポジショニングは小中ロット向きでシステム価格的にもリーズナブルであり、イニシャルコストを抑えて生産性・高品質が可能であると説明があり、同機が ①平圧・間欠機に比べて、よりオフセットに近い高品質での製品提供ができる ②小・中ロットのJOBにおいてアナログ機よりも高効率・低コスト化を図れる ③アナログ機で時間と手間がかかるカラーJOBをAccurio Label 190に集めることにより工場全体のパフォーマンスが向上 ④操作について熟練技術が不要のため、職人不足の解消・若手人材の登用に貢献するとPRがあった。
続いて、同機を導入している永井印刷㈱の永井謙太良社長が、ユーザーの立場から①操作技術が簡潔でラベル印刷が未経験の社員でも短時間で習得できる ②一人で複数の印刷機を操作することにより多種類の印刷が一度に出来、生産効率が非常に良い ③メンテナンスも万全 ④営業力にもよるが従業員の待遇の向上に繋がる等々披露した。参加者らは実機導入の生の事例を真剣に聞き入っていた。
セミナー終了後同社2階のショールームに移動、支部会に先立って参加会員が提出していたデータを同機で印刷、プリントアウトしたラベルを、㈱サンワコーケンのデジタル抜き加工機「デジタルプロッターカッターDV-320-Ⅲ」が実演した。
その後、懇親会会場に移動、和やかに交流を深めた。