実 施 要 項(応募の手引き)
応募資格
連合会傘下各協組の組合員・会友に限る。
応募規定
巻取り原反で印刷又は加工し、通し回数3回以内で作製した作品(⑦部門は除く自由課題) 大きさは原則としてA4版以内とする。
応募部門:自由課題(①~⑦)
①レタープレス印刷部門(平圧式凸版印刷機)
②レタープレス印刷部門(円圧式・輪転または間歇式凸版印刷)
③オフセット印刷部門
④複合印刷部門(2機種以上の印刷機または加工機を使用)箔押し・エンボス
加工など。 箔・エンボスの面積が全体の10%以下の場合は他の部門へのエントリーができます。 コールド箔使用の場合はその旨、明記のこと。
⑤デジタル印刷部門(インクジェット・レーザープリンタ他)
⑥その他の部門(シルクスクリーン・フレキソ・グラビア等、①~⑤に該当しない場合)
⑦アイデア開発部門(機能性・新規性・創造性をアピールする作品)
機種・版式・通し回数等は一切問いません。
応募部門:規定課題(⑧~⑨)
※今回の規定課題は技術委員会の発案で作成致しました。
⑧レタープレス(平圧式凸版印刷)
使用原紙 金艶ホイル紙 クラフト黄色セパ指定 ホイル厚7μ程度の一般的なもの、エンボス用の厚口は禁止します。
通し回数 2回まで 1回目2色印刷(墨・金赤原色)必ず平圧機で印刷する事。 2回目 デボス加工(四角い格子模様)・エンボス加工(ロゴ部分)・型抜きを1回で行う事。 半抜きカス上げ1枚カットを100枚・ロール仕上げを100枚。 配布の見本は仕上がりイメージ見本で、目標見本ではありませんのでご注意願います。
仕上がりイメージ見本の金艶ホイル紙はマルウ接着㈱の原紙を使用しています。
⑨レタープレス(輪転・または間歇輪転式凸版印刷)
使用原紙 #50透明PET クラフト黄セパを使用する。
刷り色 白+C+M+Yの4色刷り。データーの黒く見える部分はC+M+Y=100%
でなるべく黒に近づける事。
通し回数 1回に限る。
別途オフセット印刷のターゲット見本を配布します。 その見本と比較して審査します。
1枚カットを100枚・ロール仕上げを100枚。
ターゲット見本の#50透明PETはリンテック㈱の原紙を使用しています。
⑧部門はデボス・エンボス部分のデーターは自社で補正してください。
墨版・赤版はデーターの補正は不可とします。
⑨部門は製版時におけるデーターの補正は可とします。
応募点数
⑧⑨部門は1部門につき、1社1点に限る。 ①~⑦部門は点数制限なし。(ただし類似作品を2点以上出すと審査が不利になります)
応募規定
応募者は作品を下記により用意し、期限以内に連合会事務局に送付する。
①各所属協組に配布された、応募用紙に必要事項を記入し作品をセパレータごと
貼り付けたもの3部。(審査会で主に使用する)セパの張り替えは失格とします。
②作品を1枚カットにしたもの100枚(作品アルバムに使用するため。及び、
世界ラベルコンテストで他国の審査委員に渡すので美品が必要)
③連続印刷100枚のロール状の作品(印刷のバラつきを判定するため。及び、
世界ラベルコンテストに連続印刷の証明として持参するために必要。規定課題
⑨を除く) 連続作品の提出が出来ない場合はその理由を明記すれば協議の上、審査対象になります。
審査方法
審査は1次審査、2次審査を行い、各賞を決定します。
1次審査:各協組1名ずつの技術委員9名が委員会の審査基準によって採点します。 採点方法は2点法(各項目ごとに 0点 1点 2点を付ける)によって採点します。 採点項目数×2点×9名が満点になります。
規定課題は1回目審査後の上位作品を更に審査して一層の公平性を確保します。
2次審査:経済産業省担当官・(一社)日本印刷産業連合会・全日本シール印刷協賛会
各々数名を審査委員として招聘して、自由課題の1次審査上位作品約30作品を印刷方式毎に分けて1次審査得点に加点する方式で審査し各賞を決定します。
その際、各々にはデザイン性を中心に加点する者、難易性を中心に加点する者で
行います。
規定課題の上位得点数点を二次審査に持参し、日本印刷産業連合会賞及び、
協賛会長賞の1点ずつを選考致します。
審査項目(第1次審査)
自由課題の審査項目
①印刷・抜きの見当精度 ②画線のシャープさ(マージナルゾーンの有無)
③網点とグラデーション ④インキのノリとムラの具合 ⑤用途の有無
規定課題(平圧)の審査項目
①印刷の見当精度 ②画線のシャープさ(マージナルゾーンの有無)
③網点とグラデーション ④インキのノリとムラの具合
⑤色の整合性(色見本との類似度)
規定課題(輪転)の審査項目
①印刷・抜きの見当精度 ②画線のシャープさ(マージナルゾーンの有無)
③網点の具合 ④インキのノリとムラの具合
⑤色の整合性(色見本との類似度)
アイデア開発部門の審査項目
①印刷の具合(上記①~④をまとめて審査) ②新規性 ③独創性
④機能性 ⑤用途及び実用性
なお、採点方法および基準の詳細については、本年度改定致しましたので、別途発表の2018採点基準を必ず参照ください。
授 賞:(実績および申請中)
経済産業大臣 1点
経済産業省商務情報政策局長賞 2点
(社)日本印刷産業連合会会長賞 2点(自由・規定 各1点)
全日本シール印刷協賛会会長賞 2点(自由・規定 各1点)
全日本シール印刷連合会会長賞(①~⑥部門賞)6点
技術委員会賞(⑦部門賞)1点
優秀賞 11点以上目安(上位の賞を1社で複数受賞された場合は「技術優良工場認定制度」の関係で合計25社を目安に採点点数で社数を調整します。)
日 程
ホームページ公開日
平成30年2月2日(金)
規定課題をホームページで公開します。
各協組事務局には、コンテスト台紙、及び、平圧規定課題の「仕上がりイメージ見本」「ターゲット見本」のそれぞれを3月中旬頃には送付します。
応募社は各協組事務局に必要枚数を請求ください。
受付開始
平成30年4月2日(月)
応募〆切
平成30年6月11日(月)連合会に必着
上記応募規定に適合した作品を〆切り前に連合会事務局に到着させること。
〆切り日に遅れた場合いかなる理由があっても失格となりますのでご注意
ください。 また、ロール紙で印刷してない・通し回数制限超え・枚数不足
など作品に不備があった場合も審査対象外となります。
1次審査会
平成30年6月22日(金)
2次審査会
平成30年6月29日頃
第29回世界ラベルコンテスト選考会
8月下旬頃
発表及び表彰
発表及び表彰:平成30年7月27日(金) 第60回年次大会IGAS大会にて発表する。
ただし、2次審査終了後、上位入賞各社に対して連合会事務局から表彰式
出席要請を含め事前に通知いたします。(上位の賞に該当している旨の通知で、
何賞かは当日までお知らせできません。)
⑦⑧部門賞については、最上位2賞に限り、オペレーター本人の表彰を要請します。 この場合、本人の年次大会参加費は無料とします。
なお希望する応募者には審査項目ごとの得点内訳をお知らせします。応募
用紙にチェックを入れ、連合会事務局へお問い合わせください。
①出品に際しては著作権、版権、特許等で後日各方面との間で(クライアント、ユーザー、同業者間など)法律上の問題が生じぬよう、各方面の了承を得るなど細心の注意をお願します。 万一、特許侵害、著作権侵害など、法律上のトラブルを生じた場合、その責任は出品社が負うものとします。
②応募作品は返却できません。応募作品を連合会および、関連団体主催の各種行事の
際に展示または配布することがあります。
附記1:「技術優良工場認定制度」について
2017年1月より技術優良工場の認定制度が発足致しました。 この制度はラベルコンテスト応募各社の大臣賞以下優秀賞までの25社を目安に資格が与えられます。
年間30,000円の登録・更新料が発生しますので、辞退することも自由ですが、辞退社が出たからと言って繰上げ補充は致しません。 授賞資格社を25社目安に確定しますので、優秀賞の数は毎年違ってまいります。(1社で複数作品が入選するケースが多い程、優秀賞が増えます) 資格は2年間有効ですので2年に1回以上、優秀賞以上に入賞されれば資格を続けることが出来ます。
世界ラベルコンテストは、世界のL9加盟国が世界ラベルコンテストの22カテゴリーに合わせて作品を出典してその選考会で「Best of the Best」「最優秀賞」「審査員特別賞」を決めるコンテストです。
JFLPでは、国内コンテスト(第28回シールラベルコンテスト)の応募作品の中から別途世界ラベルコンテストの22カテゴリー用に、エントリー作品候補を厳選に選出致します。 その際、世界ラベルコンテストの選考基準は国内の選考基準とは違います。 したがって、国内で上位の賞だからといって世界ラベルコンテストへ選考されるとは限りません。
また、世界ラベルコンテストベストで入賞されますと受賞社にはトロフィー等が進呈されます。その際には加盟国団体でそれに相応する経費の分担が「エントリー・入賞比例で発生してまいります。」連合会では出来る限り連合会で負担出来るようにしたい努力をしていますが、諸般の事情で世界ラベルコンテストへエントリーする会社には一定のご負担をお願いさせて頂いております。
具体的には、世界ラベルコンテストエントリー時に、その経緯を承諾して頂いた場合にエントリーをさせて頂きます。そして、入賞した場合には結果発表を待ってその受賞社に、「エントリー料金10,000円+トロフィー代50,000円」のご請求をさせて頂きます。
名誉な事ではありますが、ご負担がかかりますのでエントリー確認の際に辞退することも可能です。
世界コンテストの選考会では22カテゴリーにおいて出展のばらつきがあります。
例えば、カテゴリーに合う作品が1点しかない場合や、競合して8点もある場合などがあります。
エントリー状況は選考会のその場でしか判りませんが、過去の経緯から応募状況の推測は可能ですので、世界ラベルコンテストについてのお問い合わせは連合会事務局までお問い合わせをお願い致します
世界ラベルコンテストでの入賞を狙う場合は、まず国内コンテスト(第28回シールラベルコンテスト)へ応募して頂くことになりますので第28回シールラベルコンテストへ奮って応募をお願い致します。