支部再編成後初の支部会開催

平成29年7月15日(土)大阪府内支部再編成後初めてとなる支部会を新第2支部が組合事務局にて開催した。会員35会員の内、香川慎太郎支部長(勝和印刷㈱)、杉本哲也副支部長(東洋シール㈱)・坂田康司副支部長(㈱坂田産業)を含む11名が参加した。
29年度事業計画「支部会開催方法」について承認された支部活動の活性化を図るため従来の支部会と異なり、『勉強会』をメインに参加者も代表者との従業員の方に参加を呼びかける事とした。
開催日も土曜日の午後となっており多数の参加者が期待された。特に今回からは仕事等の事情により他の支部会への出席も可とした。

  1. 支部会内容
    1. 「版と型」について:(型の製造現場見学)講師/㈲日伸製作所
    2. 紙について:講師/丸昌化学工業㈱
  2. 今後の支部会運営についての意見交換
  3. 第1回定例役員会の審議事項報告

支部会は杉本副支部長の司会で始まり、参加者全員で㈲日伸製作所の型の製造現場を見学、刃型のベースになるアクリルのレーザー加工、刃加工、後加工を見学した後、同社の二宮工場長が実際にサンプルを使いゼンマイ刃の曲げ加工を実演、数秒でぴったりゼンマイ刃を完成させた職人技に参加者全員が感心していた。見学後、事務局に戻り㈲日伸製作所の新谷社長から刃型についての説明を受けた。
続いて丸昌化学工業㈱の下村誠一郎顧問と西部正樹氏による「シール印刷機を活用したオリジナルセキュリティラベル」と題して易剥離タイプの糊なしフィルム「ユポSAR60」をシール印刷機を利用した加工方法・加工工程、同製品の特徴・作成事例をパワーポイントで発表した。
2項目のレクチャーが終了後、今後の支部会運営について参加者らによる意見交換を行い、「研修会を兼ねた現場従業員による運営は是非開催して欲しい」等の意見が出された。これを受け次回の役員会に提案することとなった。最後に事務局より6月6日に開催された第1回定例役員会の審議事項の報告を行い16時30分閉会した。